まちづくりの考え方

 新しい年を迎え、はや1か月が過ぎようとしています。
 が、新年一発目の「ひとりごと」でありますので・・・改めまして本年もよろしくお願いいたします。

 さて、先週からはじまった通常国会。総理の施政方針演説に続き、各党の代表質問も終え、予算委員会でも防衛費関連やエネルギー問題、少子化対策など令和5年度の予算をはじめとした法案の審議が活発に行われています。
 高岡市でも2月13日に3月定例議会に提出される議案の説明会が行われ(実際には来週から行われる当局の説明で議案に関してのもみ合いがはじまりますが・・・)、同様にアフターコロナに向けた経済対策や国宝となった勝興寺の観光施策などが話題の中心になってくると思います。若手の議員らも人口減少対策が、一丁目一番地だと意気込んでこれまでも本会議において質問もしていますしこんごも同様にしてくるでしょう。
 もちろん、人口の減少は経済をはじめ市の施策に大きな影響を与えます。しかし、日本中いや先進国が直面している課題として、人の取り合いとなる小手先の都市間競争ではなく(子ども医療費の無償化だとか、企業進出の際の固定資産税の減免だとかがその最たる例かと)、まずは国土強靱化ならぬ地方自治体の人口が減っても維持できるようなまちづくりで足腰を強くし、住みやすい環境(これまで言い続けてきたコンパクトなまちづくり)と働く場所の企業誘致、プラスわくわくするようなスパイスが必要だと思います。
 高岡はこれまで都市計画法の中でまちづくりをする場所(市街化区域・住宅地や商工業地など)とそうでない場所(市街化調整区域・農業など)をはっきりと分けてきました。これらを一度リセットするくらいのつもりで県とともに見直しをかけ、地籍の調査を進め、空き地・空き家に関しても解体の促進・流動化を進め、親との同居世帯には何らかのメリットを等々やることは盛りだくさん・・・本来なら、国もバラマキではなくしっかりと信念を持って進めてくれればいいのですが。
 高齢者の方々におかれてはもちろん厚い施策も大事です。それ以上に若者がギラギラとやる気を出す施策が必要だと思います。
 人が輝けば自ずと魅力のある街となり、人は寄ってくる。まちづくりの基本は、間違いなく人だと考えます。市長とともに、さらに魅力ある高岡になるようしっかり今年も頑張って参ります!

 それでは、今月のご報告です。

 1日 例年通り・・・ではなく、昨年春に地元の定塚分団を離れてしまったため年越しの射水神社での雑踏警備はいかなくていいことに。30年近く毎年年越しを自宅で迎えたことがなかったので不思議な感覚でしたが、ゆっくりと新年を迎えることができました。朝には、地元の熊野神社の元旦祭へ。の後、後援会役員の方のところへ挨拶回り。

 4日 午前、市長ら当局参与と議会との新春初顔合わせ会。の後、会派役員で各メディアをはじめあいさつ回り。

 5日 午前は、役員をさせていただいている会社などへ新年の挨拶。間を見て、市役所に献血車が来ていたので66回目の献血。お昼を挟んで、古城ライオンズクラブの新年例会のため射水神社へ。

 6日 夜、和田地区で火災。5軒が燃える火災となりましたが、段ボールを扱う会社にも延焼し鎮火までに日をまたぎ5時間近くを要しました。地元の和田分団の方には翌朝の検証までの現場保存もあり出初め式には出ることはできませんでした・・・お疲れさまでした。

 7日 朝から高岡市消防の出初め式。射水神社での無火災祈願の後、コロナ禍を考慮しての人員を縮小して、角田市長らによる検閲。分列行進は今年も車両のみで団員による行進はなし。古城公園で一斉放水の後、文化ホールで表彰式と式典が行われました。
 ※写真は、検閲を受ける前の整列風景と文化ホールでの式典前の様子。
 

 8日 午前、昨年春から成人年齢が20歳から18歳になりましたが、高岡市とはじめ多くの市町村は「はたちの集い」として20歳の学年の式典を継続することに。その「はたちの集い」に参加するため、地元中学校区の会場である高岡文化ホールへ。今年もなんとか短時間・保護者の出席無しでの開催でありました。新成人とはならないかも知れませんが、この素晴らしい門出を祝うとともにこの高岡を愛し日本のために頑張って欲しいと思います。
 ※写真は、高陵中学校区のはたちの集い開会直前の様子。
 

10日 午前は、市長ら当局参与と会派役員による新年度予算に関する懇談会。夕方、22日に広島で行われる「天皇杯・第28回都道府県対抗男子駅伝大会」に高岡から出場する3名の選手に対しての近藤教育長からの激励に。(結果、富山県は39位でしたが選手の皆さんお疲れさまでした!)

11日 午前、当局からの説明。夜は、顧問をさせていただいている飲食店経営サポートとやまの新年会。

12日 午後から、藤子委員会。

13日 夜は、市スポーツ推進委員協議会の理事会・新年会。

14日 午後から、熊野神社の左義長警備。の後、15日に行われる越中万葉かるた大会の設営でUホールへ。夜は、地元の新年会へ。
 ※写真は、点火直後の中川熊野神社での左義長。
 

15日 早朝から、第43回の万葉かるた大会のお手伝いへ。今年は、3年ぶりにUホールでの開催。人数制限はさせていただきましたが、180名を超える小中学生の皆さんに参加いただき、熱い戦いとなりました。
 ※写真は、3年ぶりにUホールでの開催となった越中万葉かるた大会。
 

17日 夕方、歯医者で定期メンテナンス。

18日 夕方、県市議会議長会の研修会。講師は、駒澤大法学部の大山礼子さんでテーマは地方議会における男女共同参画でした。の後、翌日の視察研修の移動準備で東京に移動。

19、20日の2日間、会派の視察で福岡・東京へ。初日の福岡では、地方議員研究会主催の議員セミナー。1日、初心に返り新人議員らと議員としての取り組み姿勢から他の自治体との財務状況比較など。2日目・20日は、東京に戻り県選出国会議員と関係国会議員へ議員会館でのあいさつ回り。その後、財務省と環境省の担当課から「グリーントランスフォーメーションについて」の研修。DXに続きGXの横文字が続きますが、地方自治体としてどう取り組んでいくべきか次年度以降の政策に活かしていきたいと思います。
 ※写真は、県教育文化会館での県市議会議長会の研修会であいさつをする鋪田富山市議会議長。と、衆議院会館の会議室でGX(グリーントランスフォーメーション)についての研修中の様子。
 
 

21日 午前、地元校区の社会福祉協議会の理事会。夜は、市卓球連盟の理事会。

22日 朝から、高岡地区卓球選手権大会の開会式に・・・と、いきたかったのですが会場設営する皆さんに激励をしてから文化財防火訓練のため瑞龍寺へ。

24日 大雪でしたが・・・午後から、県ゲートボール協会の新年例会で富山に。

25日 午後から、定塚校区の新年度要望を河村副市長に提出。今後整備される高陵小学校の通学路などに関してや市立公民館の利用促進策や市内でも老朽化率が激しい道路や側溝の整備など連合自治会長、各種団体長と共に行いました。
 ※写真は、河村副市長に定塚地区の要望を提出。
 

26日 夜は、地元の社会福祉協議会と民生児童委員の方々との新年会。

27日 午後から、福岡小学校で薬物乱用防止教室の講師としてお邪魔し101名の生徒の皆さんに薬物や依存症の怖さをお話しさせていただきました。

28日 午前、山町筋伝統的建造物群保存地区での文化財防火訓練。夜は、地元自治会と体育振興会の新年会へ。

29日 午後から、高岡市周辺を拠点に活動する劇団PODの今年1回目の公演である「煙が目にしみる」を観に。

30日 午前、当局からの説明。の後、会派の政務調査会。夜は、青年会議所シニアクラブの役員会。

そして本日。放射冷却により、かなり冷え込み路面状況も良くなくスリップ事故も多かったと聞いています。

寒さにじっと耐える冬もあとわずか。
しっかりと、春に向けて仕込みながら来月も頑張って参ります。